アパートやマンション、戸建て等で賃貸で物件を借りてた場合、一般的には引っ越すタイミングで清掃を依頼します。
そのハウスクリーニングの費用を撤退時に押さえて退去したいところですが、その時のポイントをこの仕事を専業として毎日サービス展開してる美助人がプロの目線で解説していきます。
この記事をご覧になられる事であなたは、かなり節約した状態で、しっかりとした掃除を施して物件を明け渡す事が出来ますので、解約の際に失敗したくないという場合は以下の記事をご確認下さい。
ハウスクリーニングの費用、撤退時に抑えるためのポイント7つ
今回はココ絶対押さえてという7ポイントを以下に記載しておきます。
この7項目を抑えると相当失敗無く、コストをグッと抑える事が出来ますので、徹底して行ってみて下さい。
1.早めに準備をして計画を立てていく
この手の引っ越しにまつわる事は全てそうなのですが、時間が差し迫った状態で依頼すると高くなっていきます。
引っ越すという事は夜逃げをする様な特別な事でも無い限り、早めに決まっていますので、自分で掃除できるところ、業者さんに頼むのが効率が良いところを考えて、自分でできるところは早急に取り組んで下さい。
そして業者さんに依頼する部分をピックアップしてみて下さい。
2.業者さんの見積りと比較
どの部分を業者さんに依頼すると決めたら、見積りを取っていきます。
まずは見積りを取る前にある程度の基準価格を抑えて下さい。
ハウスクリーニングの費用、何が基準?賢く選ぶためのポイントの中でおおよその相場等を公開して居ますので、依頼前にこちらも合わせてご確認下さい。
業者に依頼していく際、無料見積りを複数取って内容や金額を比較すると同時に、口コミや評判も確認して下さい。
あなたが業者さんとやり取りする中で感じる、肌感覚も大事です。
問い合わせ段階~見積迄の事前のやり取りで、なんか態度が嫌、マナーがあまり好ましくない等引っかかる点がある業者さんは除外していってみて下さい。
3.見積り取る間に、自分でやる部分の清掃開始
複数の業者さんに見積り取るには、日数もそれなりにかかります。
業者さんが来ない間の日や、見積りと見積りの間の隙間時間等、空いてる時間に自分でできる清掃を開始しましょう。
キッチンガスコンロやHI等の油汚れや、調理場の壁や厨房設備の汚れ、床のフローリング、浴槽のカビ取りや水垢、排水口の清掃等あなたでもできる部分は清掃しておきましょう。
余裕があれば業者さんに頼みたい部分も、自分でできるところ迄は自分でやっておく方が良いです。
『◯◯ 清掃方法』等で検索したり動画を見たりすると、掃除を上手にやる為の方法を教えてくれます。
労力と時間は使いますが、専門業者さんに依頼したい部分もドロドロの汚れがひどい状態で見積もりに出すよりも、ある程度あなたが清掃してきれいにした上で見積り依頼かける方が、当然業者さん側は、時間も手間も少し省かれますので安くなる傾向があります。
4.予算かけたく無い場合は最低限で
賃貸契約の場合、最低ここは綺麗にしておいた方が良いという部分があります。
キッチン、トイレ、バスルーム等は管理人や貸主も重点的にチェックします。
こういった部分を重点的に業者さんに入って貰って清掃して貰って、他のところは自分で清掃しておく事で費用をグッと抑える事が出来ます。
5.賃貸契約を見る
借りる際に書類を交わした賃貸借契約書の中に、書面によっては退去の時ハイスクリーニングの費用は退去時、どこにかけて欲しいという事が書かれている場合があります。
書いて無い賃貸契約書もありますが、原状回復の事を細かく書かれてる契約書もあったりするので一度賃貸契約書を確認して、解約する時掃除をどの程度するのか等の取り決めが書かれて無いか等、契約内容をくまなくチェックしておいて下さい。
書いてある場合やらなきゃいけない部分の清掃箇所が分かり、またこの部分も依頼しようと思ってたけど、賃貸契約書に書いて無いから業者に頼む迄は必要無いなという部分まで見えてきます。
良くわからない場合や、曖昧な場合は自分で判断せずに一旦管理会社や部屋のオーナーさんに連絡して聞きましょう。
ハウスクリーニングの費用を撤退時にかけるべきとこ、必要無いとこ分かってきますので、賃貸契約書を解約時チェックする事は必須です。
6.基本的には普段から定期セルフメンテ
プロのハウスクリーニングの費用は退去時必要にはなりますが、普段から綺麗に手入れしておく事で、その程度も軽減されます。
当然ハウスクリーニングの費用も少なくなりますので、普段から掃除をして綺麗にしておく事が結果的にあなたの財布に優しくなります。
7.依頼する時はキャンペーンやセット割
業者さんはほとんどキャンペーンをやっていますので、そういったキャンペーンを利用して安くするのもコツです。
依頼したい業者さんのキャンペーンやセット割を直接無いか聞いてみましょう。
ハウスクリーニングの費用、撤退時に抑えるためのポイント7つを網羅
ここまでの1~7迄の事を網羅するとしっかりとコストを抑えて業者さんに依頼する事が出来ます。
できるだけ網羅できるなら網羅して、手堅く業者さんを選ぶ様になさって下さい。
ハウスクリーニングの費用を撤退時清掃終わったらやる事
綺麗にしたつもりなのに、不動産会社や大家さんから後々、清掃が足らないからと追加で請求される場合があります。
まずそもそも今回は退去の話しなので間に合わないかもしれませんが、次もし引っ越しをされる先で賃貸物件なら、入居される前に写真を取っておいて下さい。
綺麗な部分は問題無いのですが、傷んでる部分等建物の損傷を写真に取って記録しておく事で、長年借りてる間に時間が経過した場合でも、最初からそうなってたという事も説明出来ます。
そしてハウスクリーニングが終わった段階で、実際あなたと不動産会社や大家さんに立ち会ってもらって、引っ越ししてしまう部屋をみてもらってチェックしてもらって下さい。
まずはこれが後々トラブルにならない上手な引っ越しの仕方です。
ハウスクリーニングの費用を撤退時追加請求されたら
そして、ハウスクリーニングの費用を撤退時に更に不動産会社や大家さんから請求される、修繕費がやたらと高額で請求されたりする事も場合によってはありますが、放置しないで下さい。
放置してしまうと保証人等に連絡が行って、良くわからない請求を保証人さんが払わないと行けない様な状態になります。
まずは連絡をしてキズや損耗部分に対して修繕が本当に必要なのか、自分の責任でそうなったのか、経年劣化で起こった可能性は無いのか等不動産会社や家主さんと相談しましょう。
ときには壁紙や天井クロス等のヤニ等部分迄清掃して欲しいと言われるかもしれません。
しっかりと賃貸住宅は汚損すると家主が次の借り主の為に、内装費用を出す事になるので、神経質な家主さん等の場合は賃借人が戻して退去するのが当たり前だという人も居ますので、鵜呑みにはせずどちらがそれ以上の費用を出すべきなのか不動産の担当者交え相談をして納得した上で解約して下さい。
それでも話しがまとまらないなら
それでも話しがまとまらない時は、一度国土交通省が出してるガイドラインを確認なさって下さい。
入居してる側が困る事無い様にトラブルが起こる事が無い様に、原則基本的な義務を記してあります。
この内容を知っておくだけでも、その請求が払う必要の無いものか、それとも追加で支出すべき金額なのかが分かって来ます。
そして、話し合いがまとまらないなら、国民生活センターや、消費生活センターに状況を説明して聞いてみたりするのも良いです。
トラブル事例等を元にどちらが支払うべきか、その請求が正当なものかどうか教えてくれます。
また全国宅建取引業協会連合会や、法テラス等で相談するのもいいです。
大事な事は最後迄キレイに話しが付く迄、高額な請求が来ても放置しない、どちらが料金を支払うべきかはっきり白黒つけて、解約手続きを終わらせる事がとても大事になります。